79.普段出来ないことをやる

電子書籍を書いています。楠田文人です。
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皆さん、大変な状況だと思います。こんな時期だから、普段は出来ないことをしようと考えました。それは「取り残したプログラミング再開」です。
これまで仕事でプログラムすることがありまして、言語で言うと
・shell スクリプト
awk
perl
VBAExcel マクロ)
JAVA Script
などで作りました。
Web サーバーのアクセスログを目的別に集計したり、小企業の経費データを仕事単位、目的別に分類して集計して表にするなど、エンドユーザー・コンピューティングの範疇でした。システムからの出力が CSV でも、加工して Excel のシートにしなければ判り辛くその加工を行ったり、アクセスログもそのままではデータの羅列で、担当者さんが加工しなければ判らないためで、勢い出力は Excel が多くなりましたね。
他の言語にも興味があり、BASIC、PASCAL、C、ruby なども時々入門書を読んだりしていましたけど、なぜか勉強を始めると仕事が入って中断してたりします。
そこで、今回の自粛要請で「出来なかったプログラミングを集中して勉強しよう!」と思い立ちました。ターゲットは「C++」と「Object Pascal」です。BASIC は「TBC」で割と集中したのでいいかと。
何故 C++ かと言えば、それはオブジェクト指向です。なんとなく理屈では知っていても実体を知らない。例えば「継承」と言っても具体的にプログラムコードではどう書いているのか知りたかった。けれど、その部分だけのコードを見せられても全く判らず、言語そのものを知らなければならない。「C++」全部知らないとだめなんで諦めてたけど時間はあるし成果物は不要なので、判らなくなると戻って確認しなおしたりで C の、構造体、ポインタなども勉強し直した。
コンピュータは NEC 98 ではなく Macintosh Plus から(漢字 Talk 2.0)で、(その前の MZ80 は BASIC だった)開発言語は Pascal。記憶では開発者登録しないと触れられなかった。MPWMacintosh Programers Wrokshp)だったっけな、Mac のアプリケーション開発で Pascal には憧れに近いものがありました。Borland から古い MS-DOS 版の Turbo-C 2.01、Turbo-Pascal 5.5(以下、TP55)が無料で提供された時はすぐにダウンロードしました。TP55 はこのバージョンからオブジェクト指向になった。フリーダウンロードではマニュアルがなくて Web であちこち探しました。

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Mac なら C++ ではなくて Objective-C だろうと言われるかもしれませんが、Objective-C は Next だし、まだ C++ の方がとっつき安かったりする。
Pascal についてオブジェクト指向の情報は少ない。古い記事探して、コンパイルエラーを出しながら作ってちょっと判った。C++ を勉強したことも理解の助けになったと思うので、この際、防備録として Object Pascalオブジェクト指向部分を説明する、簡単なマニュアルを書いておこうかと思ってます。