75.RFO-BASIC、Oli BASIC、BASIC!

電子書籍を書いています。楠田文人です。
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暫く前に「Tokiwa BASIC Compler」で遊んでいることに触れました。このコンパイラは 16-bit MS-DOS 用のもので、そのクローズド環境ではそれなりに楽しめましたが、Web サイトの仕事で スマホAndroid)を使うようになって状況が変わりました。
アクセスして来た人が PC でアクセスしたのかスマホなのか判断して、それぞれのページに飛ばし、表示も替えるなど動作確認のために仕事でスマホを使うケースが増えたのでした。
少し慣れたので遊びのプログラミング環境もスマホ上で動けばいいじゃん、と、今度は JAVAScript で割り勘計算のプログラムを作ってみたり、PASCAL(PP Cpmpiler と言う PalmPascal Compiler の Android バージョン)や C/C++ の環境(C++Droid)を見付けて試したり、termux と言う Linux のターミナル(clang と ruby も)をインストールして見たり。
 GooglePlay はこちら(Android 使用の方) >>
termux は sshd を使えば PC からアクセスできるけど GCC はなんでこんなに遅いの!? とか、C/C++ のアプリ、C++Droid ってのは C/C++インタープリタなの!? とか楽しんでるうちに見付けたのが BASIC!(RFO-BASIC、旧 Oli BASIC) v.1.92 です。Android 上で動く BASIC インタープリタコンパイラもあるらしい)で、訳あって Google Play から姿を消したらしい。Amazon にはあったりインターネットで調べるたびに名前がころころ変わってて開発途中と言うことがよく判る。Google Play に掲載されなくなっても、アプリを提供しているサイトがあったので、インストールしてみました。これが簡単で面白い。termux 上の FreeBASIC も tgz があってインストールすればいいらしいのだけど試していない。RFO BASIC は、スマホのセンサーを使ったりできて、BASIC ベースだからコードが簡単だけどインタープリタのためか動作が遅い。スマホのセンサーを使うのなら DroidScript の方がいいかも。

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Android 上で動く MS-DOSエミュレータもいくつか試しましたが、画面サイズが小さくて読めない! termux はピンチインで拡大できるけど、MS-DOS エミュレータのターミナルは固定サイズなのでハズキルーペが必要です。
RFO BASIC は PC 上でコードを書いてスマホに送る手間があるので、キーボード付き端末にしておけばよかったかも。フリック入力は面倒だし、仮想キーボードは押し間違いが多いし、キーボードはそのキーを押していることが確認できなければだめです。やっぱり HP200LX ってのは偉大だったと思う今日この頃でありました。