22.庭に鰐、輪には二羽鶏がいる

目を疑った。森の中にこんなものがあろうとは想像だにしなかったからである。 ハイキングの途中で道に迷ってしまったのだ。山歩きの経験がないにも関わらず、突然現れた脇道を散策してみようと思ったのが間違いだった。たくさん枝道や分かれ道に出会い、楽し…

21.A Nightingale Sang in Berkeley Squere

きれいなメロディで有名なジャズの曲です。ナイチンゲールは美しい声で鳴く鳥で、日本名「小夜なき鳥」だそうな。ヨーロッパ中心に棲息し、日本にいないみたいです。マンハッタン・トランスファーのコーラスが鳥肌もの。 マンハッタン・トランスファーのバー…

20.読書感想文

電子書籍を書いています。楠田文人です。 作品はこちら >> 「新海くん」「何? 先生」「こないだの読書感想文だけどね」 校庭に行こうとしていた新海くんは、何だろうと言う顔をして先生を見た。「『おもしろかったです』しか書いてないじゃない?」「うん。…

19.天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず

電子書籍を書いています。楠田文人です。 作品はこちら >> 「天網恢恢疎而不失」道教の始祖、老子の言葉です。天の網は目が粗いようだけど、悪事を働く者を見逃すことはなく、必ず捕まえる、と言う意味で「恢恢(かいかい)」は「広い、大きい」ことを表しま…

18.付かぬことを聞きますが

電子書籍を書いています。楠田文人です。 作品はこちら >> 「12 月の最初の週の土日、何してました?」「最初の週ですか」「ええ、2 日、3 日です」 どきっ。「えーっと、ああそうだ。土曜日に久しぶりに会った友達と新橋で呑んで、呑み過ぎて日曜日は二日酔…

17.注意一秒、ケガ一生

よく知られた交通標語ですね。他にも「ちょっと待て、車は急に止まれない」「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」などがあります。警察署単位、自治体単位で結構募集されてるようです。探してみました。 あせりは禁物 あさりは海産物審査員達に受けたのは…

16.脱力感の残るお話を書く

お話には色々な種類があります。自分で書くお話は「あー、面白かった」と言えるお話をメインにしています。その中でも「すっきりする話」「ほっこりする話」「くすっとする話」などを書くようにしていますが、時々「脱力感の残る話」を書きたくなることがあ…

15.So What(ソー・ホワット)

マイルス・ディビスの「Kind Of Blue」に収められた有名な曲です。このアルバムが有名なのは緊張感漂う演奏もさることながら、モードジャズの始まりを告げる(定着した?)アルバムだからです。同じようなモードジャズとして「Milestones」もよく知られてま…

14.摂氏と華氏とケルビン

摂氏(℃)はご存じですね。 「関東地方は今日もよく晴れて、昼頃には摂氏 20 度前後まで気温が上昇します」 摂氏は温度を現す単位で、セルシウス度と言い、1742 年にスウェーデンの天文学者セルシウスが考案しました。水の融点と沸点の間を 100 分割した感覚…

13.Superstition(迷信)

スティービー・ワンダーのヒット曲ですね。この曲は BBA(ベック・ボガード&アピス)の演奏でも有名です。オリジナルのキーは「Eb」、BBA は「E」でチューニングを変えないと弾き難いのですが、って演奏の話じゃなくて。 「迷信」ベック・ボガード&アピス…

12.事実は小説より奇なり

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> 奇妙な事件や事象の枕詞として使われる「事実は小説より奇なり」。イギリスの詩人バイロンの「ドン・ジュアン」に登場する言葉だそうですが、検証した人に拠るとどの部分を指している…

11.三月堂さんにインタビュー

今日は、日本に三匹しかいない鼻先案内犬の三月堂さんにお話を伺います。三月堂さんは豆芝犬で、あんぱんがおいしいことで有名なぱん屋、千月堂さんのマスコット犬としても知られています。本日は大切なお昼寝の一部を頂きまして、お話を伺うことが出来まし…

10.コピーライターとライター

コピーライターとライターを区別をしていない人もいると思いますが、この二つは明らかに別の職業です。私の経験ですけど。コピーライターは広告やカタログの文章を書き、ライターは新聞雑誌の記事を書きます。前者の発注主体は企業で、後者は新聞雑誌社です。…

09.結末は後で考えよう

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> お話を書く場合は全体構成を考えて、いくつかの部分に分け、それぞれの部分で書く項目を考えて書き始めます。書きながら新しいアイディアがあれば付け足します。例えば主人公が新しい…

08.クリスマスの歌とマーケティング

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> クリスマスになるとあちこちで流れて来るのが、松任谷由美の「恋人がサンタクロース」と山下達郎の「クリスマス・イヴ」です。ワムの「Last Christmas」とマライア・キャリーの「All …

07.きょう一日、さむらいをした

「02.インターネットで調べ物」の中で書いた、架空の書籍名のうち「きょう一日、さむらいをした」と言う題名が気に入ってしまったので、お話にしてみようと思いました。 kusuda-fumihito.hatenablog.com -------------- 僕はさむらいの日に当たってさむらい…

06.慣用句とかことわざとか

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> 「インカの串歌」を書いてから Web で Ruby のマニュアルやら説明を見たり、図書館で Ruby 本を借りたり、一頻り Ruby してました。大体思い出したけど、しばらく使わなければどうせ…

05.鬼ヶ島復興計画

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> 童話のパロディや続編を書こうと思ったことがあります。 「王様の背中」は一風変わった内田百閒らしい短編集で、桃太郎の続編が納められています。桃から桃太郎が生まれ、喜んだお爺…

04b.ゑひもせすん番外「インカの串歌」

「04.ゑひもせすん」で、文書内のひらがな使用頻度が「い、ん、か、し」順に多いと書きました。Web で見た数字ですが、自分のお話はどうだろうとプログラムを作って調べることにしました。 使うのは「夜道」。普通の文体で、特に会話が多くもなく、言葉遣い…

04.ゑひもせすん

お話(電子書籍)を書いています、楠田文人です。 「楠田文人」で検索 >> 「いろはにほへと ちりぬるを」 いろは四十七文字全てを使い、七五調形式の「いろは歌」は平安時代に作られた手習い歌で、「あいうえお」が登場するまでは「いろは」で文字を教えてい…

03.梅の実が熟す頃の雨

電子書籍を書いています、楠田文人です。あちこちの書店から発売されていますので、ぜひどうぞ。 「楠田文人」で検索 >> 梅雨ってこんなにじとじとして暑かったっけ?涼しかったことやじめじめした記憶はあるものの、暑くてじとじとした感覚そのものはあまり…

02.インターネットで調べ物

電子書籍を書いています、楠田文人です。あちこちの書店から発売されていますので、ぜひどうぞ。 「楠田文人」で検索 >> http プロトコルの WWW(World Wide Web)が始まったのは 1993 年。インターネット自体はそれ以前からありましたが、使える環境が UNIX…

01. 青の洞門

電子書籍を書いています、楠田文人です。ブログを始めました。 作品はこちら >> お話を書く段階で思い付いた伏線や、考えたアイディアは文中に書かなくてもお話を作る上で重要な要素です。例えば、ホットケーキを焼くのに何を使うかで出来上がりが違って来ま…